2016年度市民公開サイエンス講座のお知らせ

津軽半島地域における大気の今の状況

津軽半島環境研究センターの市民公開サイエンス講座を開催します。
タイトル『津軽半島地域における大気の今の状況』です。

日時:平成28年8月20日(土)9:00〜12:00頃まで
場所:五所川原市中央公民館
〒037-0016 五所川原市字一ツ谷504番地
受講対象:五所川原市を中心に津軽半島10市町村
出席予定者数:50人(参加費無料)

講師:滋賀県立大学 理事 岩坂 泰信 教授

お申し込み:0173(26)5775まで、電話FAX兼用に申し込みください。
メールも可能です。tpec@ecohost.xsrv.jp

 2015年津軽半島環境研究センターで開催した市民公開サイエンス講座で、最近、ブナの葉っぱが茶褐色に変色したり、黄砂の付着量が多くなっているのは、地球温暖化の影響ではないかという話しがでました。
  また、最近岩木山の雲の位置が低く、その影響か、天候不順で、農作物の不作が続いたり、多くの地元の人々が地球環境の異常や越境汚染の影響ではないかと懐疑的になっています。そこで大気の専門家でもある、現在は滋賀県立大学の理事の、岩坂泰信先生を講師に招いて、津軽半島における大気の今の状況について、講演とワークショップ形式の話あいを設けながら情報を共有し、問題提起していきたいと考えております。
 是非、多くの一般市民の方々や、白神山地の保全・保護活動にご興味のある方々に、お集まりいただければと思い、ここにご案内します。

岩坂先生の経歴

平成23年 滋賀県立大学 理事
平成23年 名古屋大学 教授金沢大学 フロンティアサイエンス機構 特任教授,名誉教授
平成17年 日本気象学会 理事 (日本気象学会賞)
平成18年 日本エアロゾル学会学会長
平成19年 レーザレーダ研究会 理事
平成20年 地球電磁気・地球惑星圏学会 田中館賞
平成20年 計測自動制御学会技術賞
平成22年 日本気象学会藤原賞受賞
平成23年 文部科学省南極地域観測統合推進本部委員
平成23年 環境省黄砂問題検討会座長